日本で一番おいしい豚肉をつくろう!
赤地養豚株式会社

ABOUT 会社紹介

養豚の未来をつくる【豚の育種改良】を行っている会社です。

<グローバルピッグファームのグループ会社> 赤地養豚では、『和豚もちぶた』の原々種(母)となる豚の育種改良を行い、より良質で消費者のニーズにあったものをご提供できるよう、日々取り組んでいます。 私たちは、日本人の口に合ったやわらかくて風味のある肉質にするため、徹底した衛生管理と膨大な生産データをもとに育種改良を40年以上続けてきました。繁殖性や成長スピードのみではなく、うまみや品質を重視し、きめ細かな肉質になるよう独自の改良システムを構築。その中で成長した優秀な種豚(親豚)のみを、全国に80あるグループ会社の提携農場へと出荷しています。 良質で安心・安全な豚肉を消費者へお届けするうえで、絶対に外せない重要なポジションを担う当社。年間50万頭以上が出荷されている『和豚もちぶた』の要としての責任を持ち、これからも養豚業界の発展に貢献し続けていきます。 【企業概要】 設立:1978年(昭和53年)9月 資本金:8200万円 従業員数:20名 売上高:10億393万円(2021年度) 事業所 ■本社農場  群馬県渋川市北橘町上箱田1266 ■新潟農場  新潟県魚沼市七日市472  赤地養豚株式会社 種豚センター  (有限会社大桃ホッグファーム 内) ■北海道農場  北海道北広島市北の里529 【グループ会社】 グローバルピッグファーム株式会社 (http://www.gpf.co.jp/)

BUSINESS 事業内容

全国に80ある契約農場を支える、大切な仕事。

原々種豚の育種改良
『和豚もちぶた』の親となる原々種の育種改良。利用価値の高い新種を人為的に創出・改良し、繁殖性・増体・肉質・体系などがふさわしい豚を選抜します。 日本で初めて育種統計学を導入し、推定育種価を計算したのが当社。その他、40年以上にわたって培ってきたノウハウと生産データをもとに改良を重ねています。 個々の豚の特性を数値化して判断しながら、最終的には”人の目”で見て選抜しています。
生産農家への種豚販売
育種改良した種豚をグローバルピッグファーム(グループ会社)の提携農場へ販売しています。 提携農場は、北海道から九州まで全国に80。そこから年間53万頭が『和豚もちぶた』として出荷されています。 提携農場の一つひとつは大きい農場ではありませんが、小規模農場が力を合わせることでたくさんの豚の出荷を実現しています。おいしい豚肉を消費者へ提供するためには、豚の出荷のスタートを担う当社の事業が欠かせません。

WORK 仕事紹介

【繁殖】【分娩】【離乳】【肥育】いずれかのチームに所属し担当。餌やり、掃除、見回りに加え、チーム毎に成長段階に応じた飼育管理を行います。

【繁殖(種豚舎)】
種豚舎にて、種付け、妊娠鑑定を行います。 ■種付け 母豚は子豚を離乳後、7日で発情。カテーテルを使った100%人工授精により、雄豚から採取し活力検査を終えた精液を注入します。 ■妊娠鑑定 鑑定機を用いて妊娠を確認します。114日(3月3週3日)の妊娠期間後、分娩舎に移動し出産を待ちます。
【分娩(分娩舎)】
妊娠した母豚の導入や分娩、生まれた子豚の分娩処理を行います。1頭の母豚から10~20頭の子豚が生まれます。 ■母豚 種豚舎からの導入、分娩など。分娩後は母豚のカルテに分娩記録を書き込み、生産データを残します。 母豚は離乳後、再び種豚舎へ戻され、次の種付けを待ちます。 ■子豚の分娩処理 餌付け、去勢、ワクチン接種・治療など。 生まれたばかりの子豚はとてもデリケートで環境の変化に敏感なため、温度・湿度管理などに気を配ります。産後3週間で離乳し、離乳へと移ります。
【離乳(離乳舎)】
餌やり、週齢ごとの温度管理、ワクチン接種など。生後3週間では約7kgだった子豚を、生後10週間で約30~35kgにまで育てます。 ■餌やり 成長段階に合わせて、1週間毎に栄養価の違う餌に切り替えることが大切。母豚と違う舎に移され母乳も飲めなくなった子豚には、かなりのストレスがかかります。子豚の様子をしっかり観察し、元気に育つようお世話していきます。
【肥育(肥育舎)】
離乳舎にてすくすく成長した子豚は、生後5ヶ月・約120kgで出荷されるまでの期間を肥育舎で過ごします。毎日の環境管理(餌箱・水・温度・湿度・空気など)や体重測定、純粋豚の選抜・検定作業など、出荷前の作業全般を行います。 ■体重測定、選抜・検定 100kg前後で体重と背脂肪を測定。 育種統計学から計算された推定育種価を用いて、『和豚もちぶた』の生産農家へ販売する豚や自社の種豚にする豚を選抜します。 選抜作業では機器を使用する他、最終的には目視で四肢や体型気質を判断します。

INTERVIEW インタビュー

後藤さん(2021年入社・24歳・男性)/肥育舎所属
大学では、バイオサイエンスを学んでいたそうですね。異分野である畜産を就職先に選んだのはなぜですか?
愛知県にある僕の実家は動物病院。子どもの頃からよく動物と触れ合っていたので、漠然と「動物に関わる仕事」に就きたいと思っていたんです。 大学で違う分野を学んでもその気持ちは変わらず、就職活動は養鶏・養豚に絞って行いました。 数ある養豚場の中でも「赤地養豚」を選んだ理由は、畜産業の企業は北海道や九州が多い中、本州で働くことができたから。それに、安心して働ける労働環境が整っていることに惹かれたからです。 休みは完全週休2日制。その他夏と冬にそれぞれ3日間、好きな日に休みが取れます。急な機械トラブルなどがなければ残業もほとんどありません。第一次産業は休みが少ないイメージだったので、このことを知ったときは「あ、ちゃんとした会社なんだな」って思いました。 動物を扱う仕事ながら安定した勤務体制が築けているのは、社員同士の連携がきちんと取れているからだと思います。 例えば、種豚舎の作業が終わらなそうな時は前もって他の舎に連絡が入り、各舎からヘルプにいきます。農場全体で仕事のバランスを取っているから勤務時間に大きなブレはないし、違う舎の仕事を経験することは自分のスキルアップにも繋がるし、いいこと尽くめですね。
入社2年目とのことですが、仕事には慣れてきましたか?
そうですね…まだまだ勉強中です。でもそれがやりがいだとも思っています。 豚はとてもデリケートで、100kgを超える大きな豚でも風に当たっただけで亡くなってしまうことがあります。だから、僕たちの重要な役目は「豚をよく観察すること」なんです。 具合が悪いとしっぽがシュンと垂れていたり、餌箱の陰に隠れてぐったり寝ていたり。豚が出すサインを見逃さず、健康状態に合わせて餌・水・温度・湿度など様々な方法で対処する。経験がものを言う仕事だから、本当に奥が深いんです。小さな変化に気づくためにはずっと気を張っていないといけないので大変ですが、その分無事に出荷まで見届けられた時の達成感は抜群。もっともっと場数を踏んで、このやりがいを積み重ねていきたいです。
後藤さんは、どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
「動物が好き」、その気持ちがある人。 出荷されていく姿を見送る時。病気になって亡くなってしまった時。動物が好きである分悲しさが増すこともありますが、興味がなければ小さな変化に気づくこともできません。僕も入社後にゼロから学んできたから、知識や経験がなくても大丈夫です。 入社から1ヶ月で先輩によるマンツーマン指導は終わるので、正直「えっ、もう一人立ち?!」とびっくりするかもしれませんが(笑)、先輩はいつも同じ舎内にいるので困ったらいつでも質問できます。あとは、日々試行錯誤しながらたくさん経験を積むのが、成長への一番の近道です。
他には、どんな人が向いていますか?
体を動かすのが好きな人にもいいと思います。 週1回離乳舎から300~350頭の豚を移動するんですが、これが大変。トラックに乗せて運ぶ際、動かない豚もいればバラバラ歩いて行ってしまう豚もいるので体力がいるんです。 入社したばかりの頃は思い通りにいかなくて「なんで30kgくらいの豚に負けるんだ…」なんて途方に暮れることもありましたが、働きながら体力も気力もどんどんパワーアップしている気がします(笑)。
最後に、実際に働いている今だからこそ言える「赤地養豚の魅力」を教えてください。
和気あいあいとしていて、気さくに何でも話せる関係性です。 僕がいる本社農場には、最年少・24歳の僕から63歳まで約20名の社員が在籍しています。5000頭の豚を育てる養豚場の従業員数としては小規模ですが、だからこそ社員一人一人と深く関わり合うことができます。 「この作業のやり方は○○さんに聞けばいいな」「その悩み、○○さんに聞いてみるといいよ!」など、困った時に仲間の顔がパッと浮かぶのは本当に頼もしいです。これから入社するみなさんともそんな関係性を築けたらいいなと思っています。

BENEFITS 福利厚生

<働きやすい>管理された勤務時間・休日

■休日 【完全週休2日制/年間休日110日】 休日はシフト制ですが、基本的に2日連続休み・希望休の取得が可能。夏季休暇(3日間)・冬季休暇(3日間)もあり、プライベートもきちんと充実できます。 ■勤務時間 【月残業時間は平均3時間】 残業はほとんどなく、ピタッと定時帰りが基本。退勤後の時間が自由に使えるので、家庭や趣味を大切にしながら働く社員が多いです。

<想いは伝わる>頑張りはしっかり評価

■動物が好き、変化に敏感な方はぜひ! 動物が相手の仕事なので、人間のように会話することはできません。でも、調子が悪い時や何かを訴えたい時には必ず変化があります。 小さなことでも見逃さない心配りは、丁寧な仕事ぶりとしてきちんと把握しあなたの評価につなげます。

<長く働ける>様々な福利厚生

■定期健康診断あり ■産休・育休制度(取得実績あり) ■作業着支給(つなぎ・靴下・軍手・防寒着・カッパなど) ■洗濯機・シャワー室完備(作業後に作業着を洗濯し、シャワーを浴びて帰宅) 日々健康に過ごしていただくための健康診断。 ライフイベントを迎えても安定して働けるための産休育休。 毎日の業務に快適に取り組むための作業着、洗濯機、シャワー室。 せっかく出会えたご縁を大切に、末永く働いていただけるような環境を整えています。

<家でも楽しむ>豚肉の社内割引あり

■社員割引価格で購入可能 『和豚もちぶた』を生み出す母豚を生産している会社だからこその嬉しい特典! 家族で食べるもよし、友人にプレゼントするもよし。おいしいお肉をぜひ味わってください。

FAQ よくある質問

知識や経験がなくても大丈夫ですか?
もちろん、養豚場での経験がある方は即戦力として活躍が可能ですが…私たちがなによりも大切にしているのは”人柄”。 従業員数20名ほどの少人数だからこそ、目指すのは「家族のように全員一丸となって業務に取り組める」会社。親しき仲にも礼儀あり。挨拶や礼儀正しいふるまいができる、自分で考え行動ができる、そんな方なら未経験からの挑戦でも大歓迎です。
遠方から応募したいです。
もちろん、大歓迎です!実際、東京・新潟・高知など様々な場所から転職してきた先輩スタッフが活躍しています。 引越し費用について助成もありますので、ご相談ください! また新卒の方に限り、入社後2年間限定で「自己負担1万円の借り上げ社宅制度」も適用可能です。
どんな人が向いている仕事ですか?
動物相手の仕事なので、愛情をもって向き合える方、小さな変化にも気づける方がいいな、と思います。 働いているスタッフはこの春で新卒2年目、3年目という若手から、養豚に携わって30年のベテランなど幅広い年代。悩みや相談は若手、専門知識や技術的なことはベテランと、どんなことでも聞ける環境があるのでご安心ください。